今後も円安が続く理由

FRBで利下げが行われ、日本銀行で利上げが行われたら円高になっていくと予想されている。

だが、金利差が縮まっても長期では円安になっていく可能性が高い

その要因の一つとして新NISAの存在がある

下記の画像の通り、新NISAの積立金額ランキングの上位は海外株式のインデックスだ。


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つまり日本人の大多数は毎月円を売って外貨を買って海外投資をしている

これが国策として半永久的に続いていくことを考えると、円安が続く可能性が非常に高い。

また、新NISAが始まった2024年1月から堅調に円安が続いている。

下記はドル円のチャートだ。


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チャートからも1月から円安が加速しているのが分かる。

2024年の3月からマイナス金利の解除で金利差が縮まっても円安が続いていることから金利差以外の要因で円安になっているのは明白だ

新NISAは日本政府が日本国民に貯蓄から日本企業に投資することを推進する政策ではなく、海外企業に投資して資金流出させているだけの愚策であること分かる。

 

新NISAが為替や日本経済に対してどのような影響を与えているのか検証し、問題があれば改善すべきだろうが、その気配はない。

本来は過度な円安の原因となるような海外投資は新NISAの対象外として日本企業への投資を推進すべきだ

 

円安が進むと生活必需品であるエネルギーや食料品の価格が上がるため、低所得者が生活に困窮するだろう。

誰が税金を払って生活保護制度を支えるのかよく考えるべきだ。